「利休にたずねよ」(山本兼一)
目次
概要
2010年発行、
「利休にたずねよ」(山本兼一)。
第140回直木賞受賞作。
直木賞-選評の概要-第140回|直木賞のすべて (prizesworld.com)
本書は、
タイトルの通り、千利休が主人公。
では、そのたずねよとは?
本文では、
冒頭の章で、利休切腹直前の場面が出てきます。
そこで、
夫人の宗恩がとある女性のことをたずねる場面が出てきます。
そういうことなのでしょうか?
本文
本文は
冒頭にクライマックスが来る手法で組み立てられています。
クライマックスとは利休切腹です。
2章目からは、そこに至る過程が描かれています。
女性のこと、秀吉との関係性などが主となり、
全編にわたり描かれています。
章が進むにつれて、謎が解けていきます。
そして
最終章でもう一度クライマックスがやってきます。
最終章読んで、
はじめから読み始めるのも面白いかもしれません。
全編を通じてのキーワードは
緑釉の香合です。
参考
図書 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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