シマホルトノキ開花中(’22/6月中旬)
目次
概要
’22/6月中旬、
シマホルトノキ(ホルトノキ科・固有種)が各所で開花中。
山を歩いていると、
甘い香りがしてくるので、開花がすぐわかります。
甘い香りと、紅葉の落ち葉があれば、
必ず、近くにシマホルトノキがあります。
この時期、ヒメツバキも開花していて、
父島で代表的な高木性樹木2種の花が見られます。
とはいえ、高木性ゆえ、花が高いところあるので、
近くで見るのがやや難しいです。
探せば、
低いところでも花をつけている個体があります。
やや乾いたところに生えている個体が探しどころです。
そういうのを見つけて観察してください。
島一周 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
実際の様子
国立天文台入口の個体 開花中
同上 下から見上げたところ
やや高いので、あまり近くで花は見られません。
花は総状花序の先に、黄白色5弁花です。
花冠の形が、冠のように丸まって見えます。
でも花弁は1つずつ分かれています。
おしべは多数(5の倍数?)、めしべ1です。
おしべの先は2裂。
葉は縁に低鋸歯
樹下には
いつも紅葉した落葉がそれなりにあります。
見るには?
おもに高木性の樹林で生えています。
森歩きや千尋岩で紹介します。
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