「海ゆかば・・・駆逐艦隊悲劇の記録」(倉橋友二郎)
目次
概要
1967年発行、
「海ゆかば・・・駆逐艦隊悲劇の記録」(倉橋友二郎)
海ゆかば… : 駆逐艦隊悲劇の記録 – Webcat Plus (nii.ac.jp)
海ゆかば… : 駆逐艦隊悲劇の記録(倉橋友二郎 著) / 青聲社 / 「日本の古本屋」
著者は戦時中、海軍将校で、
駆逐艦萩風砲術長。凉月砲術長などを歴任。
涼月は、戦艦大和の海上特攻を共にし、
かろうじて佐世保に帰還できた駆逐艦です。
まさに萩風、涼月での体験記です。
もう壮絶しか言いようがない部分もあります。
敵との戦闘中、
死体がごろごろする中で、奮闘しています。
文章は淡々と描かれていますが、
生き地獄の修羅場だったはず。
これは文章だから読めるのでしょうね。
涼月は戦後、
北九州市の防波堤の一部となっています。
のち、埋め立てにより、完全に埋没しました。
目次
序 獅子文六
まえがき
第1章 勇躍、セイロン遠征-インド洋作戦-
第2章 千仭の功むなし-ミッドウェー作戦-
第3章 第四駆逐隊の最期-ガダルカナル島作戦-
第4章 戦艦大和の出撃-捷一号作戦-
第5章 日本海軍の潰滅-菊水一号作戦-
第6章 死の後進行-佐世保への回帰-
付録
あとがき
参考
涼月 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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