シマサルスベリのおしべは二形性(2タイプ)
目次
概要
集落付近各所で生育する
シマサルスベリ(ミソハギ科・外来種)。
花期はかなり長めです。
6月ごろから咲き始めて、9月頃でもまだ咲いています。
花序に小花がまとまり、
遠目では白い塊のように見えます。
小花は白花で、普通は花弁6(変異あり)。
おしべは2形性です。
中央部に黄色の葯の短いおしべと
周辺の緑っぽい葯の長めのおしべ。
黄色の葯はわりと目立ちます。
この2形性は
機能の違いがあるようです。
どうやら、短い方は昆虫誘引、
長い方が受粉と機能分化しているようです。
サルスベリの花 | 薬用植物園 | 城西大学 (josai.ac.jp)
めしべは1。
花の様子
遠目で見ると、
花序の先に小花がまとまって見えます
花は白花で、
中央部に黄色のおしべの葯が目につきます
花は白花で、普通は花弁6(変異あり)
花弁は広卵形ですが、縁が縮れて波打っています。
おしべは2形性です。
多数の中央部に短くまとまる黄色の葯がついたおしべ。
花弁と同数(ふつう6)の周辺に長めのおしべ(緑っぽい葯)。
めしべは1。
見るには?
集落周辺で生えています。
夜明道路でも、一部野生化している個体があります。
ツアーで紹介することは少なめです。
見たい方はリクエストしてください。
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