「光秀の定理」(垣根涼介)
目次
概要
2013年発行(文庫は2016年)、
「光秀の定理」(垣根涼介)。
「光秀の定理」 垣根 涼介[角川文庫] – KADOKAWA
垣根涼介 Dawning day, Dawning life (kakineryosuke.jp)
光秀とは明智十兵衛光秀のこと。
光秀はたまたま
僧「愚息」と兵法者「新九郎」と出会います。
光秀よりも
僧「愚息」と兵法者「新九郎」が主役のような物語です。
本書は
光秀の生涯を丹念に描いたものではありません。
(お間違いないように)
上記2人の登場人物は
著者の創造によるものと思われます。
そこに史実を交えながら、
光秀の行動を解き明かしていきます。
内容について
僧「愚息」は博打で常に勝ち続けます。
現在では「ベイズの定理」に基づくようです。
用いられているのは、
現在では単純な確率論ですが・・
この博打のやり方が
本書の重要な役割を果たします。
光秀の戦いにも生かされます。
それゆえ
「光秀の定理」というタイトルなのでしょうね。
垣根氏と小笠原
垣根氏は
僕が実際にあったことのある数少ない作家です。
小笠原でガイドしました。
この旅は取材旅行で、
のちに小笠原を題材とする作品となりました。
参考
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