小笠原マルベリー

ナガバキブシの果実(’22/12月中旬)


 

概要

 

’22/12月中旬、

ナガバキブシ(キブシ科・固有種)の果実を見つけました。

 

「種の保存法」指定のナガバキブシ花

 

花はよく見るのですが、

僕が自生株で果実を見るのは初めてです。

 

本種は雌雄異株です。

果実を見た株は

すでに雌株とわかっている個体でした。

 

果実はまだ青みのある状態でしたので、

熟れて落ちるまではもうしばらくかかりそうです。

 

果実の中には

かなり小ぶりな(粒のような)種子があります。

 

いずれ落ちる種子から、

実生で発芽する個体が出てくるといいのですが・・

 

また同時期、

復数の個体ですでに新たな花序も出てきています。

ルート沿いで見られる個体も花序がありました。

1月ごろには開花するでしょうね。

楽しみです。

 

 

 

 

 

実際の様子

 

果実がついている雌株

 

果実  まだ青い状態

 

 

 

果実  直径1.5㎝ぐらい

 

同個体の新たな花序

 

開花は1か月ほどs先か?

 

同上 近景

 

 

 

 

 

見るには

 

森のツアーで

歩くルート沿いでごくわずかですが見られます。

 

2022年12月には

その株(雄株)に花序をつけていました。

 

リクエストしてください。

 

なお果実をつけている株は

観光ルート沿いにはありませので、ご紹介できません。

 

 

 

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP