雌雄同株・雌雄異花で白い小花のククイノキ
目次
概要
高木性の樹木、
ククイノキ(トウダイグサ科・外来種)。
ククイ|ハワイ州観光局公式ラーニングサイト (aloha-program.com)
雌雄同株ですが、雌雄異花です。
雌雄同株、雌雄異花というのは、
同株で、花が花序ごとに雌雄があるということです。、
花の雌雄は
花の中を見ればすぐわかります
雄花はおしべだけが、
雌花はめしべだけが目立ちます。
花期は初夏から夏ごろですが、
他の時期に咲いているときもあります。
父島では植栽木が数本生えています。
奥村や北袋沢で見られます。
植栽木はかなり大きく育っています。
和名
ククイノキは「ククイの木」です。
ククイは
日本語ではないので、ハワイ語です。
そのため漢字はありません。
ククイは、
灯火や光という意味があります。
英語名は
キャンドルナットツリー(ロウソクの実の木)。
ハワイでは、ククイの果実に火をつけて、
灯火として使っていたそうです。
ククイ | アヌヘア:ハワイの花・植物・野鳥図鑑 | kukui
漢名では「石栗」と書くようです。
実際の様子
樹形
北袋沢の私有地に生えて入り個体
樹高7-8m
花序の様子
白い小花がまとまってつきます
花は花序ごとに雌雄異花(写真のものは雄花)
雌雄の花とも花弁は5
(まれに4もあり)
雄花
おしべだけが10以上
雌花
めしべ1だけ
花序と葉
葉柄は放射状に広がるようにつきます
葉の全形
葉は互生、
形は独特です
切れ込みのないものは三角形・卵形に近く、
3-5程度の切れ込みが入るのもあります
多数の果実
丸い果実
装飾用に、
ろうそく代わりの灯火の原料として利用
見るには
奥村や北袋沢に植栽木が生えています。
道沿いです。
特にツアーで紹介はしたりしていません。
見たい方はリクエストして下さい。
各種ツアーで立ち寄れます。
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