小笠原でも栽培されるカカオ
目次
概要
果実がチョコやココアの原料になる
カカオ(アオイ科・外来種)。
小笠原でも、
母島の農園などで栽培されています。
果実は
チョコレートの原料になっています。
TOKYO CACAO KitKat (nestle.jp)
カカオは常緑小高木です。
父島では
小笠原亜熱帯農業センターで栽培展示されています。
僕はその個体しか見たことがありません。
幹や枝に花がつく幹生花です。
のちに、
ラグビーボールのような果実をつけます。
これがチョコなどの原料になります。
和名
カカオは日本名はありません。
カカオは
マヤやアステカの言葉が語源。
それが変化してカカオになったようです。
イギリスではココアに。
樹木の様子
ハウスの中にある個体 全形
葉は互生、
大き目で楕円で先がとがり、全縁
幹や枝に幹生花をつけている状態
花はごくこぶり
萼片が薄黄色で星形に見えます
花弁は5
花の正面
花弁5は
基部のカールした白っぽい部分と
先のへら状の黄色の部分
おしべは10ですが、
花粉をつけるのは5(花弁の陰に)、
紅紫色で針状の仮おしべが5
めしべ1は
仮おしべ5に囲まれています
花の側面
果実が少しずつふくらみ始めています
果実が熟れ始めた状態
15~30cm程の果実
見るには?
父島では
小笠原亜熱帯棒業センターで見られます。
農産物の展示ハウス内で1本栽培されていて、
花や果実をつけています。
景観ツアーや森歩きで立ち寄ったりしています。
希望の方はリクエストしてください。
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