小笠原マルベリー

ナガバキブシ雄株・雌株とも開花(’23/1月中旬)


 

 

概要

 

’23/1月中旬、

ナガバキブシが開花し始めました。

まだ大部分はつぼみです。

 

「種の保存法」指定のナガバキブシ花

 

ナガバキブシは雌雄異株。

雄株、両性株、雌株があるようです。

 

ナガバキブシの個体数はかなり少ないですが、

雄株も雌株も開花していました。

 

雌株は

まだ果実が落ち切っていませんでした。

 

黒く熟したナガバキブシ果実(’23/1月初旬)

 

花は穂状花序に複数並ぶようにつきます。

1つずつは、

小さい淡黄緑色で、まったく目立ちません。

 

本種も枯死などが増え、

個体数がかなり減っていると思われます。

早く保護増殖事業計画ができるといいと思います。

list_ESPA20210401.pdf (vill.ogasawara.tokyo.jp)

 

 

 

 

 

 

雄株の花

 

 

 

全形  樹高1mほど

 

ルート沿いに生えています

 

穂状花序

 

花序の元の方から咲き始めています

 

 

花弁は淡黄緑色

花弁や萼片は4、おしべは8、めしべは1

 

雄株はおしべの葯がしっかりついています

 

 

 

雌株の花

 

ナガバキブシ開花(’22/2月中旬)・・雌花

 

咲き始めた花のつく花序

 

花の作りは雄株(両性株)と同じ

 

雌株は柱頭がはっきりと大きめです

のちに子房がふくれてきます

 

 

 

 

 

 

見るには

 

森のツアーで

歩くルート沿いでごくわずかですが見られます。

見たい方はリクエストしてください。

 

2023年1月には

その株(雄株)に花序をつけていました。

 

なお果実をつけている株は

観光ルート沿いにはありませので、ご紹介できません。

 

 

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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