小笠原マルベリー

高山山頂にある陸軍高山観測所


 

 

概要

 

高山山頂にある、

陸軍大村第一砲台の高山観測所。

 

陸軍高山観測所

 

’23/1月中旬、

久しぶりに、高山経由でジョンビーチまで行った。

その時に立ち寄った。

 

ジョンビーチ(高山経由)へのウォーキング(’23/1/11)

 

山頂付近は

外来種のアオノリュウゼツランがすっかり駆除されている。

そのためかなり見通しがよくなっている。

 

ルート沿いからも、

山頂直下の観測所が分かるようになっている。

 

しかし、本来の入口はやぶのままだ。

その気になれば、山頂からすぐ下なので、

開口部から簡単に入れる。

 

僕自身はここは以前にも入っているので、

今回は内部には入らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

観測所の様子

 

 

開口部近景

 

内部の様子

 

同上  別アングル

高山観測所略図

 

 

観測所の上は山頂展望地

 

観測所正面方向 南西方向

 

 

 

 

 

 

 

訪れるには

 

この場所は高山山頂そばだ。

自由に歩けるルート沿いにある。

小港から徒歩1.5時間ほど程度かかる。

(徒歩でしか行けない)

 

戦跡ツアーで行くことはまずない。

 

ジョンビーチツアーで訪れることは可能ですが、

催行はごくわずかである。

 

 

 

 

 

 

 

 

小笠原支庁への要望

 

小笠原支庁が管理する歩道はいくつかある。

そして、道沿いには、

危険性もあまりないような戦跡がいくつかある。

 

しかし、

戦跡をほとんど省みてくれていません。

 

この高山観測所もしかり。

 

ぜひ、説明板をつけ、少し整備して、

誰でも見学できるようにしていただきたいものだ。

 

希望としては

この高山観測所、長崎照空灯、

宮之浜・釣浜震洋隊格納庫壕などである。

 

清瀬弾薬本庫や奥村重油槽などは、

危険性があるが、重要な戦跡である。

ぜひ、

本格的な、保存措置を取ってもらいたいと思う。

 

小笠原・父島の戦跡

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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