小笠原マルベリー

「風塵抄」(司馬遼太郎)


 

 

目次

概要

 

1991年発行、

「風塵抄」(司馬遼太郎)。

風塵抄 -司馬遼太郎 著|文庫|中央公論新社 (chuko.co.jp)

風塵抄 – Wikipedia

 

随筆集。

 

1つをのぞき

産経新聞の朝刊1面に、毎月第一月曜日に掲載されたもの。

その1つ(空に徹しぬいた偉大さ)も、

産経新聞の朝刊に記載のもの。

 

タイトルの「風塵」とは

あとがきによると、世間のことだそうだ。

 

本来の風塵の意味とは少し違う。

風塵 – Wikipedia

 

そして風塵抄とは

「細切れの世間話し」ということだそうだ。

 

 

 

 

 

 

内容

 

 

随筆ゆえ、

内容は多岐にわたる。

 

風塵(世間)の中で、

恒心(変わらぬもの)を書こうとしているとのこと。

それぞれのテーマは

著者にとっては少し書き足りなかったようだ。

 

余談だが

彼の記念館に行くと、蔵書の多さに驚く。

 

司馬遼太郎記念館(2022年5月訪問)

 

小説の中でも、余談が多いのはさもありなん。

余談やうんちくのかたまりのような人であろう。

 

歴史については、

史実を丹念に調べられているのは蔵書でもわかる。

 

その上で、

小説は想像もかなり盛り込まれている。

 

小説と違い、随筆には創作はないが、

やはり彼なりの考察も相当入る。

 

「司馬史観」といわれるぐらいの

影響力を持った人物の随筆である。

 

 

 

 

 

 

参考

 

司馬遼太郎 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

 

「この国のかたち 一~六」(司馬遼太郎)

 

「ロシアについて」(司馬遼太郎)

 

「司馬遼太郎と城を歩く」(司馬遼太郎)

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP