南島で開花しているキケマン(’23/3月)
目次
概要
’23/3月、
キケマン(ケシ科・広域分布種)が開花中。
父島ではかなり少ないが、
父島近くの南島では多数生えている。
そこではあちこちで開花している。
花は
総状花序に薄い黄花が並んでつく。
キケマンは二年草で、
果期のあと、その株は枯れる。
そのため、
夏季には姿が見られなくなる。
12月ごろになって、また新たに芽生えてくる。
<キケマンの芽生え>
現地の様子
草丈は50㎝ほど
総状花序に薄黄花が並ぶ
花弁は4で、外側2、内側2
外の上側1は距があり、
下側1より長くなっている
おしべ2(上下の黄色の葯がつくもの、それぞれのおしべの先は3裂)
めしべ1(中央部の緑っぽいもの)
花を横から見ると後に距がある
葉は3出複葉、
欠刻(切れ込み)があり、独特の形
見るには
父島ではまれに見る程度で、
例年、確実に出ているところはあまりない。
南島では
3-4月にほぼ確実に見られる。
マルベリーでは南島に行くことはないので、
期待には応えられない。
父島で見られることがあれば、
紹介はしている。
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