小笠原マルベリー

オクナ・セルラタの黄花開花中(’23/3月下旬)


 

 

概要

 

ミッキーマウスノキともいわれる

オクナ・セルラタ(オクナ科・外来種)。

 

オクナ・セルラタ(ミッキーマウスノキ)の黄花

 

’23/3月下旬、

黄花の開花を確認している。

 

昨年の開花も同じような時期。

 

ミッキーマウスノキ(オクナ・セルラタ)、開花中(’22/3月中旬)

 

僕がいつも開花を確認するのは

小笠原亜熱帯農業センターの植栽株。

今年もである。

まれに山中に野生化しているところもある。

 

ホウガンノキのそばにある。

 

ホウガンノキの大柄な花が開花(’21/6月中旬)

 

オクナの花は黄色だが、

果実になるとき萼片が赤くなる。

同じ株で、

それらが同時に見られる時期もある。

色のコントラストが面白い。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

亜熱帯農業センターの植栽株

 

開花の様子

 

花は2-3cmほどの黄色の5弁花

(花弁数は変異あり)

 

おしべ多数(20以上)、めしべ1

 

 

 

果実のなり始め

赤いのが萼片、緑が果実

 

花期のあと花弁はすぐに落ち、萼片だけ残る

残った萼片は赤変していく

 

ミッキーマウスノキの由来の部分である

 

葉は互生

葉は細長く、縁には細かい鋸歯がある

 

 

 

 

 

 

見るには?

 

僕が知っているのは

小笠原亜熱帯農業センター植栽株と、

人家周辺の植栽株。

 

亜熱帯農業センターは

景観ツアーで訪れたりもできます。

 

 

東平林内歩道での野生化個体もある。

外来種ゆえ、

東平の個体は駆除されることもある。

 

東平林内歩道は4/1-10/31まで利用できる。

 

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP