小笠原マルベリー

「菜の花の沖 全6巻」(司馬遼太郎)


 

 

概要

 

1982年単行本(新装版文庫本2000年)発行、

「菜の花の沖 全6巻」(司馬遼太郎)。

文春文庫『菜の花の沖 一』司馬遼太郎 | 文庫 – 文藝春秋BOOKS 

 

「菜の花の沖」は

高田屋嘉兵衛の生涯を描いた物語。

時代は江戸時代後半。

高田屋嘉兵衛 – Wikipedia

 

舞台は淡路島から始まり、

北海道・ロシアへと北へ広がる。

 

タイトルの菜の花は

嘉兵衛のふるさと・淡路島の光景。

 

全6巻。長い物語。

大まかに言うと、物語は前・後半に分かれます。

 

 

 

 

 

 

内容

 

 

前半3巻は、

嘉兵衛の出生から廻船問屋・海商として一代をなす出世物語。

 

瓦船の飯炊きから始まり、

船頭になり、さらに船主となっていく。

そうやって順当に商売をのばし、

新天地・北海道に商売をかけていく。

 

後半3巻は、

ロシアと日本との接触において、

突然捕虜となった嘉兵衛の交渉役としての機微が描かれる。

 

ロシア側の指揮官や日本の役人を相手に

交渉をかせねていく。

 

そこには言葉はうまく通じないが

ロシア人と嘉兵衛の友情も芽生える。

 

 

 

 

 

 

淡路島と函館

 

この本を読んでから、

淡路島と函館に行きたくなった。

国後や択捉もだが、これはまず無理。

 

実際にのちにそれぞれの地域を訪れ、

記念館も見学した。

 

淡路島訪問(2013年訪問・再編集版)

 

高田屋顕彰館TOP (takataya.jp)

 

箱館高田屋嘉兵衛資料館|観光スポット|

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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