小笠原マルベリー

ピンクの花が目立つアカバナハカマノキ


 

 

概要

 

2-4月ごろ、濃桃色の花をつける、

アカバナハカマノキ(マメ科・外来種)。

 

フイリソシンカとムラサキソシンカとの、

自然交雑種のようである。

GKZ植物事典・アカバナハカマノキ (sakura.ne.jp)

 

フイリソシンカやムラサキソシンカが

父島にも植栽されているかはわからない。

 

本種は集落に何本かある。

大神山公園北口付近のは

道路に近く、よく目立っている。

 

 

 

 

 

 

 

和名

 

アカバナハカマノキは

「赤花袴(の)木」である。

 

アカバナは花色から。

ハカマノキは

葉の形が袴に似た様子から。

 

 

ヨウテイボク(羊蹄木)、

香港オーキッド・ツリー(ランの木)、

オオバナソシンカ(大花蘇心花)ともいわれる。

 

ヨウテイボクは葉の形から。

 

香港オーキッドツリーは花から。

香港で見つけられたランということ。

ただし、

本種はラン科ではなく、マメ科であるが。

 

オオバナソシンカは

大きな花のソシンカ(蘇心花・素心花)。

ソシンカの意味は不明?

 

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

樹名板

 

 

大神山公園北口付近の個体

 

道路からも見える

 

 

濃いピンクの花5弁、おしべ5、めしべ1

 

顔を近づけると、ほんのりと芳香もある

 

めしべ・おしべ部分

 

 

葉は中央に切れ込みが入る

それゆえハカマノキ(袴木)という

羊蹄木といわれる

 

切れ込みが深く2裂のような葉もある

 

 

豆果は平べったい

キヌサヤよりやや大きいぐらい

 

自然交雑種ということは

発芽する種子はないということだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

大神山公園北口付近のが分かりやすい、

道沿いからも見える。

 

ツアーでは

特に紹介したりはしていない。

 

興味があれば、

リクエストいただければ、ご紹介する。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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