「街道をゆく13 壱岐・対馬の道」(司馬遼太郎)
目次
概要
単行本1981年(文庫新装版1985年)発行、
「街道をゆく13 壱岐・対馬の道」(司馬遼太郎)。
「街道をゆく」シリーズではじめに読んだのが
この「13.壱岐・対馬の道」。
対馬は2014年10月に訪れた。
壱岐も2016年に訪れた。
こういう紀行文は、自分が訪れていると、
実感もあり、より深くわかるような気になる。
内容
壱岐と対馬は
対称的な島として書かれている。
壱岐はなだらかな地形の農業の島、
対馬は山ばかりの漁民の島である。
両島のタクシー運転手の気質が
象徴的に書かれている。
朝鮮とのかかわりは圧倒的に対馬である。
しかし、
対馬には古日本の名残も色濃く残っている。
対馬出身の旧友のことから本文は始まり、
壱岐のこと、対馬のことと進んでいく。
この旅には
在日朝鮮人の方が同行している。
それぞれの島の歴史・文化の薀蓄も
深いものである。
深すぎて、いくぶん読みづらいところもある。
参考
街道をゆく | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
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