「帰蝶」(諸田玲子)
目次
概要
2015年発行、
「帰蝶」(諸田玲子)。
帰蝶(きちょう) | 諸田玲子著 | 書籍 | PHP研究所
帰蝶とは、織田信長の正室。
美濃の姫という意味の「濃姫」の方が有名かもしれない。
斎藤道三の娘とされている。
斎藤道三と織田信長については
国盗り物語が詳しい。
織田信長の生涯は
多くの書籍にもなり、誰もが知っているはず。
しかし、
正室の帰蝶の生涯についてはあまり知られていない。
それを描く。
帰蝶から見る信長の物語でもあるかといえる。
内容
物語は
帰蝶24歳のころから始まる。
帰蝶は信長の妻なので、
信長のよく知られたいくさや事件が話題となっていく。
そこでは
帰蝶の視点・立場からの動きが描かれる。
帰蝶の人生にとって、
夫や身内以外に、重要となる人物がいた。
それが
朝廷との関係が深い商人の立入宗嗣(たてりむねつぐ)。
この物語ではお互いが惹かれながら
プラトニックな関係として描かれている。
立入は
本能寺の変に影響が与えたような記述もうかがえる。
さて真実はいかに?
参考
信長 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
前の記事へ