「信長の血涙」(杉山大二郎)
目次
概要
2021年発行、
「信長の血涙」(杉山大二郎)。
信長の血涙 | 株式会社 幻冬舎 (gentosha.co.jp)
もとは2019年発行「嵐を呼ぶ男!」で、
改題、再騙取したものである。
平和を求める信長として、
生涯のうちの若いころを描く。
謀反を起こした信勝を殺すまでである。
いずれ続編がありそうな気がする。
内容
時代は戦国時代。
物語は
飢餓に飢える人がいる現場から始まる。
信長は乞食に扮してその現場を見る。
信長はそういう状況から、
民衆を救うことを考え、平和国家を目指す。
しかし、
戦国時代ゆえ、尾張ですら争いの渦中に。
平和の実現のための戦いを繰り広げていく。
物語の最後は
弟・信勝の謀反の場面まで。
平和を求めながらも、
そのための戦いは辞さない。
これが真実であったかどうかは分からないところもあるが、
天下統一が平和への道と考えていたのは間違いない。
その思いをおおむね実現させたのが秀吉。
朝鮮出兵は余分だったが。
それをさらに盤石にしたのが家康。
その後260年以上続いた平和の世。
参考
信長 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)
前の記事へ
次の記事へ