小笠原マルベリー

シャリンバイがぽつぽつ開花(’23/9/下旬)


 

 

概要

 

’23/9月下旬、山地の各所で、

シャリンバイ(バラ科・広域分布種)咲き始めている。

 

中央山では開花が進む個体もあった。

 

夜明・湾岸道路での自生植物(15)シャリンバイ

 

例年、

夏すぎぐらいから、ぽつぽつ咲き始める。

 

9月ぐらいでも、

まだぽつぽつのところがほとんど。

とはいえ、

咲き始めているところは増えてきた。

 

もう少し涼しくなると、

花も増えてきて、盛りを迎えるだろう。

 

初夏から夏前はヒメツバキがにぎやかに開花。

そして、

初秋から冬場はシャリンバイがにぎやかに開花。

両種とも樹冠が白っぽく見える。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(3)ヒメツバキ

 

ただし、この2種は生息地がやや異なる。

ヒメツバキは高木林帯、シャリンバイは低木林帯が、

それぞれメインの自生地だ。

 

 

 

 

 

 

開花の様子(中央山の個体)

 

 

 

解説版

 

花を多くつけていた個体

 

花は小ぶり

 

開花が進むと、白花が目立ってくる

 

花はウメの花を小さくしたような感じ

花は白で5弁、

おしべ多数、めしべ1(花柱・柱頭は2-3裂)

 

開花してすぐはおしべの葯が黄色っぽい。

のち赤味を帯びる

 

 

 

 

 

見るには

 

シャリンバイはおもに低木林帯で自生。

道路沿いや展望地でも多く見られる。

 

花期の盛りは、

樹冠が白っぽくなるので、すぐわかる。

 

花期には各種ツアーで紹介する。

花のない時期は、

目立たないので、あまり紹介していない。

 

 

全ツアーメニュー

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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