『元祖アイドル「明日待子」がいた時代』(押田信子)
目次
概要
2022年発行、
Amazon.co.jp: 元祖アイドル「明日待子」がいた時代
(発行社、発売元のサイトでは、本書は検索できず)
明日待子(あしたまちこ)の生涯を描く。
タイトルにある通り、
元祖アイドルといわれた。明日待子氏。
戦前から戦後初期まで、
ムーランルージュの舞台などで大活躍。
このころまでは
ムーランルージュとともに歩む人生だった。
戦時中は、
兵士の慰問などにも積極的に活動した。
戦後しばらくして、結婚して引退。
札幌で生活を始める。
北海道では、
ご主人の仕事(劇場経営など)の裏方となった。
さらにのち、
日本舞踊の師匠として活躍される。
2019年、99歳にて永眠。
明日待子氏は
NHKのドラマにもなった。
目次
第1章 日本初のアイドル誕生
第2章 待子デビュー
第3章 ムーランの人間模様
第4章 ムーランの事件簿
第5章 時局と慰問
第6章 戦後のムーラン
第7章 札幌で第二の人生を始める
作者について
実は、
本書は、著者の押田氏から寄贈いただいた。
押田氏は
恤兵部関連での取材で来島されたことがある。
その時に、メールでのやり取りや
小笠原でガイドしたりした。
要塞司令部の司令官川上大佐の調査であった。
川上氏は恤兵部にも勤務したことがあった。
明日待子氏は兵士の慰問などもされており、
恤兵部はそういうことを仕切る部門であった。
恤兵部と明日待子氏は接点があった。
小笠原での取材結果が、
また論文・著作になるのかもしれない。
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