小笠原マルベリー

夜明・湾岸道路での自生植物(86)ミズスギ


 

はじめに

 

夜明・湾岸道路一周で見られる自生植物は

90種類ほどある。

1種類ずつ、

特徴や見られる場所を紹介していく。

 

島一周 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

 

 

 

 

 

(86)ミズスギ(シダ・ヒカゲノカズラ科・広域分布種)

 

常緑で地上性、

ミズスギ(ホカゲノカズラ科・広域分布種)。

ミズスギ – Wikipedia

 

生える場所は

湿って、やや明るいところを好む。

 

本種には、

匍匐茎と直立茎がある。

 

匍匐茎は、匍匐して生え、不規則に分枝する。

直立茎は直立して生える。

直立茎の小枝先端に胞子嚢穂をつける。

 

父島では、見ることが少ないシダ。

観光利用できるルート沿いでは、

わずかしか見られない。

 

このルート沿いでは、

夜明道路長谷付近でわずかに生えている。

 

小笠原での分布は

父島列島、母島、火山列島など。

 

 

 

 

 

 

和名

 

ミズスギは「水杉」と書く。

 

湿っぽい場所に生えて、

葉姿がスギに似ているからのようだ。

GKZ植物事典・ミズスギ{水杉)

ミズスギ Lycopodium cernuum ヒカゲノカズラ科

 

 

 

 

 

 

実際の様子

 

 

生えている様子

匍匐茎と直立茎がある

 

直立茎は直立ないしは斜上

 

直立茎の葉はかなり細い(線状披針形)

 

直立茎の小枝先端に胞子嚢穂をつける

 

胞子嚢穂と親指

 

胞子嚢穂 拡大

 

 

 

 

 

 

見るには

 

父島では、めったに見られない。

 

夜明道路沿いにわずかにあるが、

普通は通過する場所にある。

 

興味のある方は

リクエストいただきたい。

 

道沿いにあるので、各種ツアーで紹介できる。

 

全ツアーメニュー

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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