小笠原マルベリー

コヘラナレン開花確認(’23/10月中旬)


 

概要

 

’23/10月中旬、

コヘラナレン(キク科・固有種)の開花確認。

 

コヘラナレンの開花・・・ネットの中で

 

同じ場所で見ているが、

昨年も、同じぐらいの時期に開花していたようだ。

 

コヘラナレンすでに開花中(’22/10月中旬)

 

場所は、

旭山南峰に向かう歩道沿い。

 

<南峰展望>

 

林内を抜けて、岩場の急坂途中にある。

ノヤギやネズミからの食害を防ぐのに、

柵とネットで囲われている。

なので、場所はすぐわかる。

 

ただしネット沿いに見ることになるので、

撮影は接写がしにくい。

ネットが入らないように撮るのもひと苦労。

 

他には初寝歩道付近の尾根にもあるが、

かなり道からそれるため、見ることは難しい。

 

もし植栽が可能なら、

まちに近い大神山はどうだろうか?

尾根沿いは岩場で、自生地と環境が近い。

 

現時点(2023)では、

花を見ようと思ったら、この旭山南峰へ。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

尾根道のすぐ脇にある

 

柵とネット

 

開花個体

 

 

1つの頭花(頭状花)には5(5-7)の舌状花

舌状花は、舌状の花冠1と、

おしべ・めしべが一体の棒状のもの1とで、1対

 

北側展望

兄位j間がよく見渡せる

 

 

 

 

 

見るには

 

父島では

自生地自体がわずかしかない。

 

幸い、旭山南峰ルートで見られる。

保護柵の中とはいえ、見学は可能。

 

 

旭山南峰は森歩きツアーで訪れることがある。

定番ではないので、

コヘラナレン見たい方はリクエストを。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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