小笠原マルベリー

防潮・防砂で並ぶイソフジ開花中


 

 

概要

 

’23/10月初旬、

大村海岸でイソフジ(マメ科・広域分布種)が開花中。

 

海岸で黄花が目立つイソフジ

 

昨年は8月後半に開花の記事を書いた。

この年はちょっと早かったのかな?

 

イソフジ開花中・・大村海岸(’22/8月下旬)

 

大村海岸(前浜)は

防潮・防砂で生垣のように植栽されたもの。

きれいに多くのイソフジが並ぶ。

 

イソフジは自生種で他の海岸にもあるが、

あまりまとまって生えてはいない。

生えている場所を知っていないと、

意外と見つけるのも難しい。

 

本種の花期は長く、

9-10月以降から冬場にかけて見られる。

 

花序の根元から順次咲き始めるので、

花期がある程度経ってからが見ごろとなる。

 

果期には、

エンドウのような果実をつける。

これもわりと目立つ。

野菜としておいしそうに見えるが、

食用にはならない。

 

 

 

 

 

現地(大村海岸)での様子

 

 

 

砂防・防潮として生垣のように並ぶ

 

花序の付け根の方から開花

 

花序近景

 

開花して早めの時期なので、

まだ咲きの方はつぼみ

 

花は5弁、上向きの旗弁が目立つ

 

5弁は、

旗弁(上・1)、翼弁(下・2・外)、竜骨弁(下・2・内)

おしべ10、めしべ1

 

 

 

 

 

 

見るには

 

父島では、

まちなかの大村海岸がすぐにわかる場所。

 

南島、洲崎、小港、ブタ海岸などでも、

生えている。

 

大村海岸にあるので、

ツアーで紹介することはほとんどない。

見たい方はリクエストいただきたい。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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