小笠原マルベリー

新緑のクワノハエノキ(’23/11月初旬)


 

 

概要

 

’23/10月下旬、

クワノハエノキ(アサ科・広域分布種)は花期であった。

 

クワノハエノキ開花中(’23/10月下旬)

 

それから少したって’23/11月初旬、

今度は鮮やかな新緑の時期。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(8)クワノハエノキ

 

新緑というと、春から初夏が定番の時期。

11月頃の新緑というのは変だと思うかもしれない。

 

理由は

本種が葉の入れ替えだけの落葉樹だから。

 

亜熱帯小笠原で、落葉する自生種はいくつか

 

葉の入れ替えだけなので、すぐ新葉が出てくる。

落葉の時期が10-11月頃。

落葉後少しすると、新緑の時期となる。

ちなみに、花期は新葉が展開する少し前。

 

そういうことなのである。

 

葉の入れ替えだけの落葉樹では、

同様なものは他にもある。

例えば、オガサワラグワもそうだ。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(75)オガサワグワ

 

余談になるが、

同じアサ科自生種のウラジロエノキは常緑樹である。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(7)ウラジロエノキ

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

新緑の個体

明るい薄緑がよく生える

 

新緑の個体2

 

新緑の様子

 

同上 拡大

 

出てきたばかりなので、葉は柔らかい

 

 

 

 

 

見るには

 

道路沿いや林縁など、比較的明るい所で見られる。

あまり目立たない樹木だが、

新緑のころは色鮮やかで目につく

 

各種ツアーでご紹介できる。

 

全ツアーメニュー

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP