新緑のクワノハエノキ(’23/11月初旬)
目次
概要
’23/10月下旬、
クワノハエノキ(アサ科・広域分布種)は花期であった。
それから少したって’23/11月初旬、
今度は鮮やかな新緑の時期。
新緑というと、春から初夏が定番の時期。
11月頃の新緑というのは変だと思うかもしれない。
理由は
本種が葉の入れ替えだけの落葉樹だから。
葉の入れ替えだけなので、すぐ新葉が出てくる。
落葉の時期が10-11月頃。
落葉後少しすると、新緑の時期となる。
ちなみに、花期は新葉が展開する少し前。
そういうことなのである。
葉の入れ替えだけの落葉樹では、
同様なものは他にもある。
例えば、オガサワラグワもそうだ。
余談になるが、
同じアサ科自生種のウラジロエノキは常緑樹である。
現地の様子
新緑の個体
明るい薄緑がよく生える
新緑の個体2
新緑の様子
同上 拡大
出てきたばかりなので、葉は柔らかい
見るには
道路沿いや林縁など、比較的明るい所で見られる。
あまり目立たない樹木だが、
新緑のころは色鮮やかで目につく
各種ツアーでご紹介できる。
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