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夜明・湾岸道路一周での自生植物(7)ウラジロエノキ


夜明・湾岸道路一周での自生植物(7)

ウラジロエノキ

 

夜明・湾岸道路一周で見られる自生植物は90種類ほどあります。

奥村・旭橋から時計回りで、主には見られた順に紹介していきます。

 

(7)ウラジロエノキ(アサ科・広域分布種)

 

まずは和名から。

葉の裏が白くて、エノキの仲間なので、ウラジロエノキです。

 

写真のように、一見、葉は羽状複葉のようですが、互生です。

羽状複葉なら、小葉の部分に花がつくことはありません。

 

 

本種は典型的なパイオニア種です。

 

台風などで倒木ができ、明るくなったりすると、すぐに幼樹がのびてきます。

その後、林冠が閉鎖すると、日陰で育たないものも多くあります。

道路沿いなどの林縁も、片側は明るいので、育ちやすい場所です。

 

順調に育つとかなり大きな樹木にまで成長します。

道路沿いでも大きな個体がいくつかあります。

 

幹はシロアリなどにやられやすいようで、

大きな木が立ち枯れしているのをたまに見かけます。

 

花はごくこぶりで咲いていても、あまり人に意識されません。

ごく小ぶりなウラジロエノキ花

 

小笠原ではアサ科のエノキの仲間は

本種以外にクワノハエノキ(広域分布種)があり、その2種です。

 

小笠原のクワノハエノキはかつてはムニンエノキ・固有種とされていましたが、

現在はクワノハエノキと同種とする見解になりました。

 

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この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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