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夜明・湾岸道路一周での自生植物(6)オオハマボウ


 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(6)

オオハマボウ

 

夜明・湾岸道路一周で見られる自生植物は90種類ほどあります。

奥村・旭橋から時計回りで、主には見られた順に紹介していきます。

 

(6)オオハマボウ(アオイ科・広域分布種)

ハマボウは本州に自生する植物ですが、

オオハマボウは南方系で国内では本州以南と小笠原に分布します。

 

小笠原には海流散布でたどり着いたと思われます。

オオハマボウの祖先種が

内陸部で進化したものが固有種のテリハハマボウです。

 

オオハマボウ、ハマボウは、海岸性の植物なので、ハマがつくのは分かります。

ボウはホウノキのホウという説やフヨウが転じたものという説などがあります。

(ハマボウもオオハマボウもアオイ科フヨウ属です)

漢字で書くと「大浜朴」です。

 

 

オオハマボウはかなり大きくなる樹木です。

海辺の砂地に生える個体は樹高もそれほどではないですが、

少し内陸部だと、10M越える樹高になっているのも見かけます。

 

 

 

花弁は大柄な黄色5弁、徐々に赤変します。

いわゆる一日花で翌日には赤くなって落ちています。

そのため島では、「カイガンイチビ」ともよばれています。

 

 

花の中央部をクローズアップ。

 

花弁の付け根部分は濃い色となっています。

 

花柱のまわりに、おしべが多数ついています。

先端部は5裂の柱頭です。

 

 

 

葉は大柄なハート型です。

葉の表面にツヤがなく、ざらざらした感触で、

裏面は白っぽく、細かい毛がついています。

 

近縁種のテリハハマボウは、

名前の通り、葉がツルツルしています。

 

オオハマボウとテリハハマボウは典型的なものは見分けやすいですが、

やや内陸部で連続している分布が変わるような場所で、見分けが難しい個体もあります。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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