小笠原マルベリー

アカハツか?ハツタケか?


 

概要

 

’23/12月中旬、

山中の歩道沿いで出ていたきのこ。

 

図鑑を見る限りは、

アカハツカか、ハツタケかというところ。

ハツタケ – Wikipedia

【きのこアルバム】ハツタケ | きのこらぼ|きのこで菌活 

アカハツ(赤初) (naturalism-2003.com)

アカハツ 広島大学東広島キャンパス – 広島大学デジタル博物館

 

どちらも食用利用できるきのこである。

仮に採取して食べるとしても、

同定を間違っていても、あまり支障はないかと思う。

 

傘の部分の環紋がはっきりしないので、

僕はアカハツと同定する。

(要確認)

 

2種が

混成して生えていることもあるのかもしれない。

両種とも、

小笠原ではリュウキュウマツの樹下で発生する。

 

リュウキュウマツは外来種。

リュウキュウマツの導入で

発生するようになったきのこである。

外来種の可能性が高いきのこではある。

 

 

 

 

和名

 

アカハツは「赤初」、ハツタケは「初茸」と書く。

 

アカハツは赤いハツタケの意味。

ハツタケ(初茸)は、

秋口のはじめにでくるきのこの意味合いのよう。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

生えている様子

傷ついたところは緑色に変色

 

 

この個体は径が15㎝ほど

 

 

傘に環紋が目立たない

 

ひだの部分

色は傘の色とほぼ同じ

 

柄とひだ

柄の色もほぼ同じ

 

 

 

 

見るには

 

きのこはシーズン性もあるので、

いつも見られる場所というのはない。

 

発生個所はリュウキュウマツの樹下。

そういう場所は父島には多い。

 

発生しているときは

森に入る各種ツアーで紹介はする。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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