花期を迎えるヒゲスゲ(’23/1月初旬)
目次
概要
’23/12月下旬、東平を歩いた。
そこでは、
ヒゲスゲ(カヤツリグサ科・広域分布種)が、
花期を迎えているのに気づいた。。
小穂がのび、そこを触ると、
黄色の花粉がかなり飛ぶ状態。
林内では
ムニンナキリスゲと混在して生えていたりする。
葉の幅が広い方が本種である。
小穂は複数つき短円柱である。
頂小穂は雄性、複数の側小穂は雌雄性である。
雌雄は色の違いですぐ分かる。
黄色いのが雄性、白いのが雌性。
花粉が飛ぶのは、当然、雄性の方。
実際の様子
生えている様子
小穂がついている
小穂は頂小穂と複数の側小穂がある
頂小穂 雄性
雄性部分拡大
雄性部分
花粉がいっぱいつく
雌性部分
白いひものような状態
柱頭は長めで3分岐
複数の側小穂は雌雄性
上が雄性、下が雌性
見るには?
明るい林内、海岸に近いエリアでよく見られる。
普段はあまり紹介していない。
カヤツリグサ科で地味ですが、
花期には紹介したりしている。
興味のある方はリクエストしていただきたい。
ほとんどのコースで紹介できる。
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