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ムニンイヌノハナヒゲ花


ムニンイヌノハナヒゲ花

 

少し前、このブログでネコノヒゲを紹介しました。

ネコノヒゲは外来種です。

 

ネコノヒゲ花

 

小笠原の固有種にも、同様なノリの和名があります。

ムニンイヌノハナヒゲ(カヤツリグサ科・固有種)です。

 

イヌノハナヒゲはまさに「犬の鼻髭」。

資料では全草の細いのを見立てたとあります。

幅は5mmもないくらいで、かなり細いです。

 

小笠原での分布は父島・兄島。

雨が降ると水がたまり、湿地になるような草地に生えています。

 

父島での分布は僕もわずかしか知りません。

かなり限られた分布なのでしょう。

でも、本種はガイドするルート沿いでもわずかに見られます。

 

見たい方はリクエストして下さい。比較的よく行くルートです。

 

5月下旬、現場でチェックすると、花期を迎えていました。

複散房状花序の先に、赤褐色の小穂を多数つけます。

黄色くのびているのはおしべでしょう。

 

 

現在だと、差別用語が厳しくなっているので、

新種の動植物の和名にそういう用語は使えません。

 

しかし、和名はたいがい昔につけられているので、

そのまま使われていることが多いですね。

メクラ、クソ、ヘクソ、ニセ、フグリ、(モドキ)などなど。

 

動物名はしょうがないでしょうか。

ネコ、イヌ、ネズミ、トラ、オニ(架空)などなど。

 

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この記事を書いた人

吉井 信秋

大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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