オキナワツゲの花(’24/1月初旬)
目次
概要
’24/1月初旬、大神山散策時、
オキナワツゲ(ツゲ科・外来種)の花に気づいた。
神社社殿脇にならんで植栽された個体で、
開花しているのは一番手前の個体だけ。
すでに果実もつけているので、
かなり前から開花していたのであろう。
社殿のすぐ脇なので、
気づく人もめったにいないと思う。
奥村の人家の庭にもあるが、
そこも私有地なので、気づかれにくいだろう。
ツゲ科植物は小笠原での自生はない。
そのため、初めにこの個体を見たとき、
図鑑などで調べるまで分からなかった。
恥ずかしながら、
それまではツゲすら認識していなかった。
ちなみに、
ムニンイヌツゲはモチノキ科で紛らわしい。
現地の様子
社殿脇の崖地に植えられていて目立たない
開花している個体(一番手前の植栽個体)
雌雄異花
1つの花序は雌花1と複数の雄花の組み合わせ
雄花雌花とも、花弁はなし
雌花は萼片6,めしべ1(花柱3)
雄花は萼片4,おしべ4
割れた果実
中に小さな種が6あったよう(要確認)
見るには?
父島の集落では
大神山神社付近、奥村などに植栽されている。
大神山神社社殿脇の斜面沿いのものが
分かりやすいかと思う。
どちらの場所も
ツアーで訪れることはほぼない。
見たい方はリクエストしていただきたい。
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