小笠原マルベリー

オキナワツゲの花(’24/1月初旬)


 

概要

 

’24/1月初旬、大神山散策時、

オキナワツゲ(ツゲ科・外来種)の花に気づいた。

 

植栽個体のオキナワツゲ

 

神社社殿脇にならんで植栽された個体で、

開花しているのは一番手前の個体だけ。

 

大神山神社は、「おおがみやま」ではなく「おおかみやま」

 

すでに果実もつけているので、

かなり前から開花していたのであろう。

 

社殿のすぐ脇なので、

気づく人もめったにいないと思う。

 

奥村の人家の庭にもあるが、

そこも私有地なので、気づかれにくいだろう。

 

ツゲ科植物は小笠原での自生はない。

そのため、初めにこの個体を見たとき、

図鑑などで調べるまで分からなかった。

恥ずかしながら、

それまではツゲすら認識していなかった。

 

ちなみに、

ムニンイヌツゲはモチノキ科で紛らわしい。

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(89)ムニンイヌツゲ

 

 

 

 

現地の様子

 

 

社殿脇の崖地に植えられていて目立たない

 

 

開花している個体(一番手前の植栽個体)

 

雌雄異花

1つの花序は雌花1と複数の雄花の組み合わせ

雄花雌花とも、花弁はなし

 

雌花は萼片6,めしべ1(花柱3)

 

 

雄花は萼片4,おしべ4 

 

割れた果実 

中に小さな種が6あったよう(要確認)

 

 

 

 

 

見るには?

 

父島の集落では

大神山神社付近、奥村などに植栽されている。

 

大神山神社社殿脇の斜面沿いのものが

分かりやすいかと思う。

 

どちらの場所も

ツアーで訪れることはほぼない。

見たい方はリクエストしていただきたい。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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