小笠原協会機関誌「特集 第68号 小笠原」
目次
概要
’23/12/1発行、
小笠原協会機関誌「特集 第68号 小笠原」。
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本誌は
小笠原島民には全戸配布されて届く。
今号は「返還55周年記念号」。
『「忘れがたき故郷 小笠原」
強制疎開から13年-未だ帰れぬ故郷を思って』
となっている。
内容は旧島民3名の方の記録である。
昭和32年(1957)発行「望郷」の中から、
「小笠原諸島」を執筆した3名の方の文章である。
執筆者は
菊池虎彦、前田定、冬木道太郎氏。
巻末には
小笠原返還年表もついている。
目次
1 南方の門、小笠原島 菊池虎彦
2雲は南に流るれど(母島) 前田定
3硫黄島から那須まで 冬木道太郎
年表
あとがき
年表から
小笠原諸島の強制疎開では、
第8便までで6886人が疎開を完了した。
しかし、第9便で13人の犠牲が出ている。
戦後、帰島できたのはわずかに129人。
欧米系島民(在来島民)のみであった。
1946/10/17父島着。
帰島できなかった旧島民は、
帰郷請願や陳情を多く繰り返していた。
参考
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