小笠原マルベリー

デイコが開花中(’24/1月中旬)


 

概要

 

’24/1月中旬、

複数個体でデイコ(マメ科・外来種)の開花を確認。

*島名:ビーデビーデ

 

ビーデビーデという島名を持つデイコ

 

まだ咲き始めで、花はまだわずかという状態。

ただし、花は大柄で赤いので、

わずかでも目立ついえば目立つ。

 

昨年も同時期に記事を書いている。

開花としては例年通りだろう。

 

デイコが開花中 (’23/1月下旬)

 

集落エリアで、カンヒザクラとともに、

1-2月に開花する樹木の代表格。

 

カンヒザクラは、

少し前に、すでに開花を見ている。

 

カンヒザクラ開花確認(’24/1月中旬)

 

 

 

 

花期

 

カンヒザクラとデイコの花期を比較すると、

デイコの方が圧倒的に長い。

 

開花が遅い個体だと、

まだ5月頃でも咲いているのがあったりする。

 

カンヒザクラは1-2月、

デイコは1-4月ぐらい。

 

 

 

 

落葉のタイミング

 

カンヒザクラは

前年のうちに完全に落葉している。

開花ののちに新葉が出てくる。

 

デイコは個体によってまちまちである。

落葉中に開花するもの、落葉後に開花するものと、

ともにある。

1月ごろ開花する個体は、

まだ落葉しきっていなのが多い。

 

 

 

 

 

開花の様子(’24/1月中旬)

 

 

支庁入口の個体

 

同上

上の方がわずかに開花

 

ははじま丸付近

 

 

清瀬信号付近

 

上の方が開花

 

花の様子

 

大柄な5弁花、朱色鮮やかな朱色

花弁5は、

大きな旗弁1、小さな竜骨弁2(内側)と小さな翼弁2(外側)

竜骨弁の隙間からおしべ10とめしべ1がのびる

おしべは9と1に分かれている

9は癒着して筒状になり、先の方だけが9に分かれている

 

 

 

 

 

 

見るには

 

集落内や扇浦で見られる。

 

ツアー中だと、

車で移動中に紹介することが多い。

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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