「訪ねて見よう!日本の戦争遺産」(安島太佳由)
目次
概要
2009年発行、
「訪ねて見よう!日本の戦争遺産」(安島太佳由)。
訪ねて見よう!日本の戦争遺産 – 新書マップ (shinshomap.info)
著者・安島太佳由氏の戦跡関連では、
7冊目の著書。
本書はコンパクトな新書サイズ。
戦争遺産を、
戦跡と読み替えてもらってもいいかと思う。
本書では47都道府県ごとに、
オススメの戦争遺産(戦跡)が紹介されている。
なお、鹿児島県は九州本土だけで、
奄美群島などの紹介はない。
表紙の写真は海軍燃料廠の志免竪杭櫓。
構成は、都道府県ごとに、
1ページの説明文と簡単な位置図、写真数枚である。
(写真は巻頭の数枚以外は白黒)
戦跡は全国にあるが、
相対的には日本海側、東北地方はやや少なめ。
個人的には、
かなりの戦跡は訪問済み。
巻末には
資料館・博物館リストや保存団体リストもある。
著者について
安島太佳由は
精力的に戦跡写真を撮り続ける写真家。
安島太佳由のホームページ1 (yasujima-takayoshi.com)
小笠原来島の際には
一度ガイドをしたことがある。
小笠原の戦跡
もちろん小笠原も、
東京都の章で紹介されています。
東京都は
都心部と小笠原諸島で分けてあります。
日本中の戦争遺跡を見ていて、
ほぼ小笠原だけが実際の場所に火砲が残っている。
これはやはりすごい価値であろう。
戦跡を巡る旅
僕の旅は
全国の戦跡も大きな目的の1つ。
すでに、かなり巡っている。
戦跡探訪には、
こういう本を情報源ともしている。
そこからさらに詳細情報を、
検索したり、書籍を探したりしている。
これから戦跡探訪のかたは
本書も参考にしていただいたい。
参考:奄美群島
本章で紹介のない、
奄美群島にもかなり戦跡がある。
特に、
奄美大島南部の瀬戸内町には多くの戦跡が残る。
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