小笠原マルベリー

シマツレサギ開花(’24/2月初旬)


 

 

概要

 

’24/1月下旬、

シマツレサギ(ラン科・固有種)は開花前だった。

 

そのとき、距の紹介記事を書いた。

 

シマツレサギ、開花前は距が目立つ(’24/1月下旬)

 

その後、数日して開花し始めた。

まだ、開花個体はわずか。

つぼみの個体の方が多い。

 

明るい場所の個体の方が、

やはり開花が早い傾向がある。

 

ラン科の花は、普通、花被片6。

花弁3(唇弁1、側花弁2)と萼片3(側萼片2、背萼片1)。

 

シマツレサギの花・・わずかに芳香あり

 

花も小さく、唇弁以外は区別が難しい。

本種だと、

黄色味があるのが花弁(唇弁含む)、白いのが萼片。

 

花が小さいので、

拡大して見られるものがあるといい。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

開花個体

 

 

総状花序の下の方だけ開花

上の方はまだつぼみ

 

花被片6(唇弁1・花弁2あわせて3、萼片3)

唇弁・花弁はやや黄味があり、萼片は白

 

花被片6(唇弁1・花弁2あわせて3、萼片3)

 

下向きの中央が唇弁1、斜め下向きの両側が側萼片2、

上向きの外側(白)が背萼片1,内側(黄色)が側花弁2

 

側花弁のさらに内側に蕊柱2

 

 

 

 

 

見るには?

 

東平でわりとまとまって生えている。

 

 

ここは森歩きのツアーで訪れる。

 

 

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP