ヤコウボクは芳香を漂わせて(’24/4月中旬)
目次
概要
夜間、芳香を漂わせる
ヤコウボク(ナス科・外来種)の花。
’24/4月中旬の夜、
人家のあるところで、その芳香に気づいた。
翌朝もまだ漂っていた。
近くを見ると、
たしかに野生化したような個体が生えていた。
花は地味だが、
近くで見ると、多くの花が開花しつつあった。
これなら、
当分の間は、夜間、芳香が漂うだろう。
なお、本種は、
日中はほとんど芳香は漂ってこない。
したがって、日中は目立たない。
現地の様子
人家脇で野生化したような個体
花は円錐花序の先に多数
花冠の色は黄白色~黄緑色
筒状部が長い筒状花5裂
花冠の先端は星型5裂、おしべ5、めしべ1
柱頭の外側はは平べったい円形
花を横から見ると、丁字のよう
葉は互生、披針形
見るには?
大村地区や扇浦地区の人家のあたりで
ところどころ植栽がある。
宮之浜に下る道には
野生化した大きな群落がある。
日中は印象にの残るところもないので、
あまり話題にしない。
興味のある方はリクエストしていただきたい。
夜の強烈な香りが印象に残る樹木である。
ナイトツアーの時に話題にすることがある。
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