小笠原マルベリー

ムニンビャクダン開花確認(’24/4月中旬)


 

 

概要

 

’24/4月中旬、

ムニンビャクダン(ビャクダン科・固有種)開花確認。

 

 

夜明・湾岸道路一周での自生植物(43)ムニンビャクダン

 

昨年は5月中旬に確認している。

今年は、

それより1ヶ月も早く開花確認となった。

 

ムニンビャクダン開花確認(’23/5月中旬)

 

開花確認は同じ個体である。

 

周辺は、

昨年5月以降に、ノヤギ侵入防止柵がつけられた。

 

ムニンビャクダン保護柵設置(林野庁・’23/6月初旬)

 

現在はその柵が変形していて、

侵入防止の効果がない状況となっている。

 

ヤギの侵入を防ぐには、

それなりにしっかりとした柵が必要なようだ。

 

ムニンビャクダンはまとまった群落があるとはいえ、

開花個体が少く、めったに果実も見られない。

 

今後、保全対策も必要かと思われる。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

長崎付近の夜明道路

このすぐ近くに自生地あり

 

 

 

自生地にはノヤギ侵入防止柵がある

すでにこわれかけている

 

 

柵の中に、毎年花をつける個体がある

生育もいい

 

花期には集散花序がのびる

 

ごく小ぶりな花で、

淡緑色4弁、おしべ4、めしべ1

 

おしべの葯はそれぞれ2室、

めしべの柱頭は3裂

 

 

 

葉は対生で、楕円形

 

 

 

 

 

 

見るには

 

長崎付近の道路沿いや歩道沿いが

見やすい場所である。

特に道路沿いの個体は

柵で囲われているのでわかりやすい。

 

旭山も歩道沿いにあるが、

衰退傾向でわかりにくい。

どちらも自分で行くことができる。

 

目立ちにくいので、柵で囲われているところ以外は、

見慣れていないと見つけるのが難しいだろう。

 

長崎は景観ツアーや森歩きで、

旭山は森歩きで訪れる。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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