クロツグ雄花の芳香漂う時期に(’24/4月下旬)
目次
概要
’24/4月下旬
クロツグ雄花の芳香が漂い出している。
(クロツグ・・ヤシ科・外来種)
本種は雌雄同株だが、
花序ごとに雄花・雌花が分かれる。
芳香があるのは雄花だけで、昼夜問わず感じる。
クロツグは外来種だが、
戦前に、各所に植栽されて、定着している。
そのため、
人家周辺以外の山中でも見られる。
山中では
軍事施設遺構の洞窟陣地付近にも生えている。
これは、
出入口のカムフラージュのためであろうか?
クロツグは低木性で、
樹高はせいぜい3-4m程度。
現地の様子
クロツグが生える様子
低木性
雄花が開花している個体
橙色が目立つ
雄花序 多数の雄花
雄花は楕円のオレンジ色の花弁3
おしべが多数
雄花の拡大
雄花序 多数の雄花(まだつけはじめのころ)
開花前は楕円近いカプセルのような形
雌花序 多数の雌花(まだ熟す前)
直径2cmぐらい球形になり赤熟する
見るには?
集落エリアではあちこちに生えている。
また山中にもところどころ野生化している。
芳香が漂う花期には、各種ツアーで紹介したりする。
それ以外の時期はあまり紹介していない。
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