小笠原マルベリー

アンペライ(ムニンアンペライ・ネビキグサ)・・父島ではわずか


 

概要

 

群落を作り生えるアンペライ。

(カヤツリグサ科・広域分布種)。

 

雨が降ると、

水がたまり湿地になるような草地に生えている。

 

父島での分布について、僕は東平しか知らない。

他にあるとしても、

かなり限られた分布なのだろう。

 

稈(かん・茎)と葉(鞘状)の長さがほぼ同じ。

稈は束生して生え、丈は50-60㎝以上。

葉の先は尖る。

 

花期は5-6月ごろ。

稈・葉とは別に花茎をのばす。

そして、その先端部に花序をつける。

 

分布は父島、兄島、母島。

僕は父島東平でしか見たことがない。

 

アンペライ(カヤツリグサ科・広域分布種)は

固有種・ムニンアンペライとされた時期もある。

 

ちなみに、

小笠原ではヒラアンペライも自生する。

 

ヒラアンペライが花期を迎えて(’22/4月下旬)

 

 

 

 

 

和名

 

アンペライは「アンペラ藺」。

 

むしろの原料となるアンペラは別種。

アンペラの茎をたたいてむしろにする。

アンペラ(むしろ)という言葉は

ポルトガル語あるいはマレー語から。

 

アンペライは、

ムニンアンペライ、ネビキグサともいわれる。

 

ムニンアンペライ(小笠原のアンペライ)は、

かつて固有種とされていたから。

 

ネビキグサ(根引草)は

「長い根茎を引く草」の意味。

ネビキグサ – Wikipedia

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

生えている環境  父島・東平

湿地のような場種に生える(小雨期は乾いている)

ムニンイヌノハナヒゲ、シマイガクサ、

シマカモノハシなどと混成している

 

 

同上

雨の多い時期には湿地になる

 

 

群生して生える様子

葉の先は尖る

 

シマイガクサと混成

 

花茎をのばし花序がついた状態

 

 

雌性先熟で、柱頭は3岐

白いのがめしべ、黄色がおしべ

 

雄性期

 

雌性期

 

 

 

 

 

 

 

 

見るには

 

 

東平の草地に生える。

しかしそこはルートからそれるため、

観光利用できない。

 

まれに、

ルートから見える範囲で生えていることがある。

 

観光利用できる範囲では、

見られないと思っていただくといい。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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