オガサワラアザミ自生地(水ノ下)の様子(’24/5月中旬)
目次
概要
’24/5月初旬、大潮の干潮時、
宮之浜の西側にある水ノ下に行った。
ここはオガサワラアザミの自生地で、
例年5-6月に1-2回チェックに行く。
昨年のチェックでは、元の自生地は壊滅的で、
新群落はまとまった数が生えていた。
さて、今年(2024)はどうだろうか?
実際に行ってみて確認した。
元の自生地は若い個体が1つだけであった。
全滅も近いかもしれない。
新群落はざっと20株ぐらいはありそうだった。
新群落もまだ草本しか生えていないが、
樹木が侵入してのび出したら日陰となる。
そうなると、
オガサワラアザミの生育環境は厳しくなるかもしれない。
新群落では開花期にはまだ早かった。
まだ1か月ぐらい先だろう。
6月にもう一度行くとしよう。
現地の様子
宮之浜西沖にある中通島との境
潮が引くと陸続きに
中通島の間を抜けて磯を歩く
目的地は一番はずれの浜
潮が引くと磯が広がる
オオハマボッスは数か所で生えていた
オガサワラアザミの新群落
20個体ぐらいだろうか
崩落地で現在は草本だけ生えている状態
同上
元の自生地はこの1株だけ
元の自生地
元の自生地から宮之浜方面を望む
行くには・見るには
水ノ下は海岸沿いを歩くので、
森林生態系保護地域の規制はない。
自由に歩けるはず。(海岸利用と同じ扱い)
かなり潮が引けば、
靴で濡れずに歩くこともなんとか可能。
(1ヵ所だけ波の影響を受けやすい)
ふつうは多少は濡れるので、
ギョサンで歩くのがいいだろう。
軍手もしておくと無難。
磯や玉石の海岸を30分ほど歩けば到着する。
足をくじいたり、滑ったりしやすいので、
不慣れな方はやめた方がいい。
ツアーで行くことはほぼない。
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