オオシラタマカズラ開花確認(’24/5月下旬)
目次
概要
’24/5月下旬、
オオシラタマカズラ(アカネ科・固有種)開花確認。
最初に開花を確認したのは、
毎年確実に花をつける昨年と同じ群落。
巽道路終点の道路脇。
昨年は6月初旬だったので、
今年の開花時期は少し早いのかもしれない。
オオシラタマカズラは二形花柱性である。
雌雄というわけではないようだが、
長花柱タイプの方が繁殖効率がいいようである。
はじめに開花を見た群落は長花柱タイプ。
近くのいくつかの花を見たが、
みな長花柱タイプであった。
ということは同個体かもしれない。
つる性なので、
群落になっていると、個体の区別がつかない。
現地の様子
道路脇の群落
花序ごとに花をつけている
集散花序に小花をつける
花と指とのサイズの比較
普通、花冠は5裂、おしべ5、めしべ1
花は短花柱、長花柱タイプがある
この群落は長花柱タイプ
見るには?
明るい林内や林縁で見られる。
父島では分布が広く個体数も多い。
各種ツアーで紹介できる。
ただし、それほど目立った特徴もなく、
地味な種なので、積極的には紹介していない。
興味のある方はリクエストいただきたい。
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