ヒラアンペライ、茶色の痩果
目次
概要
’24/5月下旬、
ヒラアンペライの痩果を見つけた。
(カヤツリグサ科・広域分布種)
ヒラアンペライは
東平ではちょこちょこ生えている。
比較的、見慣れている植物である。
しかし、痩果については、
今までほとんど意識することがなかった。
この痩果を見るのは、これが初めての気がする。
ほぼ記憶がない。
痩果は光沢のある茶色で、
ごく小ぶりな楕円球形で先がやや尖る。
本種の分布は
小笠原とモルッカ諸島とのこと。
この両地域を移動する鳥により、
痩果が運ばれてきたのだろうか。
現地の様子
穂から茶色の痩果が見える
痩果と指のサイズ比較
穂の部分拡大
1つの小穂に1つの痩果がつく
痩果形状
楕円球状で、先がやや尖る
見るには
やや乾いた林内や林縁で点在して生えている。
あまりツアーで紹介することはないが、
興味のある方はリクエストしていただきたい。
独特の形が意外と興味を惹かれるようではある。
おもに森歩きで紹介する。
参考
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