小笠原マルベリー

硫黄島銀明水・・水がしたたりたまるところ


 

 

 

概要

 

 

銀明水は

硫黄島の北東部(東海岸)にある。

海に近い崖地の縁にある大きな岩の空洞に、

水がしたたりたまる場所。

0227-2_02.pdf (mhlw.go.jp) 地図

Ioutou_Book.pdf (vill.ogasawara.tokyo.jp)・・56ページ

 

水はかなり澄んでいる。

そばの屋外には

貯水槽と思われるコンクリートの構造物があった。

 

兵隊さんはこの水を最大限活用しただろう。

 

硫黄島は川や沢がないので、

水は降った雨をタンクなどにためていた。

 

こういう水がたまる場所は

非常に貴重だったと思われる。

 

水はこんこんとわく感じには見えなかったので、

少しずつたまるのだろうと思う。

 

地熱であたためられた水蒸気が

この空洞で冷えて水滴になるのであろう。

 

 

 

初訪問

 

’24/7月、

とある仕事で硫黄島へ。

 

業務終了後、島内視察へ。

その際、銀明水へ。

 

すぐそばまでは車で行ったが、

未舗装で道はかなりがたがたであった。

 

銀明水は初めて訪れた。

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

銀明水のある岩山

 

奥の空洞が銀明水

 

 

 

空洞入口

 

 

空洞中は水がたまる

空洞の上から水が垂れてきていた

水は澄んでいた

 

すぐそばの貯水槽

銀明水の水をためていたのだろうか?

 

 

 

 

参考

 

 

硫黄島・南鳥島

 

小笠原・硫黄島関連図書

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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