小笠原マルベリー

「硫黄島クロニクル(年代記)」(夏井坂聡子)


 

 

概要

 

2016年発行、

「硫黄島クロニクル」(夏井坂聡子)。

発行所は全国硫黄島島民の会。

 

硫黄島の歴史、戦前の産業や暮らし、戦争の様子、

島民の声などが、100ページ弱にまとまっている。

イラストや写真も多く挿入されている。

 

本書は非売品であるが、

村役場サイトにPDFで公開されている。

歴史 | 小笠原村公式サイト (vill.ogasawara.tokyo.jp)

0307iouto_h1.indd (vill.ogasawara.tokyo.jp)

 

戦前の硫黄島での暮らしをしらたい方は

ぜひご覧いただきたい。

 

 

 

 

 

 

目次

 

 

硫黄島を取りまく環境

 

1944(昭和19)年の硫黄島のようす

 

第1章 開拓期

 

第2章 産業

 

第3章 島民の暮らし・風俗

 

第4章 戦火・地上戦

 

第5章 島民と戦争

 

第6章 終戦・返還

 

第7章 硫黄島の現状

 

第8章 硫黄島の未来

 

硫黄島歴史年表

 

発刊に寄せて

 

謝辞

 

主要参考文献・資料

 

 

 

 

硫黄島について

 

硫黄島は

戦時中の強制疎開までは1000人以上の人が住んでいた。

 

戦時中に強制疎開になり、軍属の男性をのぞき、

内地での生活を余儀なくされた。

軍属の男性は、戦時中に亡くなった方も多い。

 

戦後、米軍占領下になり、帰島はかなわず。

1968年返還以降も、日本政府の方針で、

住民の定住を認めていない。

理由は火山活動によるもの。

 

そのため、

かつての島民も、帰島ができない状態。

硫黄島は自衛隊が完全に管理していて、

元住民ですら、訪島は年にわずかにしか行けない。

 

また

日米地位協定で米軍の使用区域となっている。

そのため、米軍の訓練も行われている。

 

 

 

 

 

参考

 

 

硫黄島・南鳥島

 

「硫黄島」(石原俊)

メールでのお問い合わせはこちら

メールでのお問い合わせ

マルベリーでは、山歩き(千尋岩)、森歩き、戦跡ツアー、スター&ナイトツアー、サンセット・ナイト、歴史ツアーなどを開催しております。

    は必須項目です。必ずご記入ください。

    お名前

    ふりがな

    メールアドレス

    ご住所


    お電話番号

    お問合せ内容

    個人情報の取り扱い

    個人情報保護方針に同意し、送信する

    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

    この著者の記事一覧

    コメントは受け付けていません。


    関連記事RELATED ARTICLE

    PAGE TOP