小笠原マルベリー

岩脈がはっきりしている兄島・筋岩岬


 

 

概要

 

’23/11/11、兄島・ウグイス浜に行った。

 

兄島・ウグイス浜でボランティア作業(’23/11/11)

 

その往復で、

兄島・筋岩岬のそばを通過した。

 

筋岩岬は兄島南西部の崖地で、

名前のとおり、崖地に筋が複数本見える。

 

これは岩脈で、マグマの通り道だそうだ。

ここの筋は、

縦ではなく、横向きになっている。

隆起などの際に横向きに変動したのだろうか?

 

父島で見られる地質紹介(写真)

 

BONIN Field Guide Frame (kanazawa-u.ac.jp)

Microsoft Word – 付属資料2-1_2 (ogasawara-info.jp)

 

周辺の地質は、

無人岩・安山岩質である。

 

筋岩岬の向かいには、人丸島がすぐ近くにある。

こちらの島名は人物名から。

 

人丸島の由来は柿本人麻呂から

 

 

 

 

島名

 

岩脈による筋がはっきり見えるので、

そこからの由来と思われる。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

筋岩岬 遠望

 

横向きの岩脈が複数本

 

筋岩岬 先端部

手前の岩も岩脈と思われる

 

向かいの人丸島

 

 

 

 

 

見るには

 

遠望でよければ、

三日月山歩道から見える。

 

三日月山展望台ルート・・ダイナミックな地形と展望

 

岩脈を間近で見るには船で行くことが必要。

ボートツアーで通った時にご覧いただきたい。

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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