小笠原マルベリー

「太平洋戦争写真史 硫黄島・玉砕の記録」(編著者・森山康平)


(中表紙)

 

 

概要

 

1987年発行、

「太平洋戦争写真史 硫黄島・玉砕の記録」

(編著者・森山康平)。

硫黄島・玉砕の記録 | 昭和館デジタルアーカイブ 

硫黄島・玉砕の記録| 森山康平|本 | 通販 | Amazon

 

表紙からしてやばい。

硫黄島の戦いで死者となった兵士の写真が、

載せられている。

現在では、

この表紙では発行できないのではないだろうか。

(blogのトップは中表紙である)

 

本書は、タイトルの通り写真集で、

200ページほどの内容である。

 

写真提供は米国防省・米陸軍省。

米軍側から見た写真であり、

米軍の攻撃・攻勢の記録が載せられている。

 

「苦悶の戦死者たち」では、

死者となった日米兵士が多数載せられている。

これが戦いの現実なのである。

 

こういう写真集を見ると、

戦場になるとはこういうことだと、再認識する。

戦争の悲惨さ、平和の尊さが、

身にしみてわかる。

 

読むのはつらい部分があるが、

現実を知っておくべきであろう。

 

 

 

 

目次

 

硫黄島、玉砕への道 

・・それはどんな状況で戦われたのか

 

静かなれ硫黄島

 

巨大な墳墓の地・硫黄島

 

硫黄島の攻防始まる 

・・米軍は上陸前に熾烈な空爆・艦砲射撃を実施した

 

地下に潜った日本軍 

・・なぜ「もぐら戦法による死の抵抗」を選んだか

 

硫黄島の特異性は、敵は地上にありて、

        味方は地下にありて戦闘中 

・・海軍最高指揮官市丸少将の大本営あて報告

 

洞窟に潜み撤底抗戦 

・・戦場の抵抗に限界はなかったのか?!

 

苦悶の戦死者たち 

・・日本軍2万余名、米軍7千名、島民数十名

 

戦い抜いたあとで

 

硫黄島はB29の中継基地に

 

守備隊はどんな武器で戦ったか

 

激戦の記憶あらたに

 

あとがきにかえて

 

 

 

 

 

表紙

 

 

表表紙

 

裏表紙

 

中表紙

 

 

 

 

参考

 

硫黄島 | 小笠原マルベリー (ogasawara-mulberry.net)

 

硫黄島・南鳥島

 

「硫黄島クロニクル(年代記)」(夏井坂聡子)

 

「硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ」(酒井聡平)

 

「硫黄島に眠る戦没者」(栗原俊雄)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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