小笠原マルベリー

硫黄島・米軍上陸記念壁画


 

 

概要

 

硫黄島北部の土丹岩に掘られた

米軍上陸記念壁画。

写真 | 小笠原村公式サイト (vill.ogasawara.tokyo.jp)

硫黄島(いおうとう) (nihonshima.net)

 

米海軍設営隊が

「硫黄島の戦い5周年慰霊祭」で彫った壁画とのこと。

 

モデルとなる絵は、硫黄島の戦いで、

上陸した兵士が、摺鉢山に星条旗を掲げるところ。

硫黄島の星条旗 – Wikipedia

 

まわりを掘って、壁画部分は盛り上がっている。

そこに彩色されている。

 

壁画の周りも個人などが削ったあとが多数残る。

土丹岩は岩といってもかたい土のようなもので、

鋭利なもので簡単に削ることができる。

 

 

 

 

 

 

初訪問

 

 

初訪問は2007年。

 

村主催硫黄島訪島事業(2007年・再編集版)

 

2024年7月にまた訪れた。

 

17年も経っていると、

壁画の色がずいぶん薄れた印象であった。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

全景

 

 

壁画

 

近景

かなり色が薄れてきている

 

 

 

 

 

碑文

 

<日本語訳> 

1945/2/19、

この島でに命を落とした勇敢な男に捧げる

Mr.WALDON T. RICHによって掘られ、捧げられた

 

 

 

 

 

2007年と2024年壁画の比較

 

比較すると、

かなり色が薄れているのがはっきりわかる

 

2007年壁画

 

同上 別アングル

 

2024年

 

 

 

 

 

参考

 

 

硫黄島・南鳥島

 

小笠原・硫黄島関連図書

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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