小笠原マルベリー

陸化したコンクリート船(その2)・・硫黄島西海岸


 

概要

 

’24/7月、

西海岸の陸化したコンクリート船を見学した。

 

ここは、

’23/4月にも見学している。

 

 

完全に陸化したコンクリート船(硫黄島西海岸)

 

前回は道から一番近いものだけ見た。

今回は前回のより先の船を見学した。

 

ただし見学中スコールが来たので、

あまり遠くまでは行けず断念。

 

このあたりは火山活動により隆起が進んでいる。

付近でも地熱を感じたり、噴煙が上がるところもある。

今後も、さらに浜が広がり、

一層内陸部に残る状態となるであろう。

 

 

 

 

 

 

現地の様子

 

 

 

遠望

右の船は昨年見学した船

 

船と擂鉢山遠望

 

 

舳先だけの船 船底側

 

同上 船上側

 

 

同上 船体が折れた側

 

さらに遠くの船

雨が降る

 

同上

 

 

 

 

見るには

 

一般観光で行くすべはない。

 

墓参や遺骨収集事業に参加する機会があれば、

島内視察で見ることが可能である。

 

硫黄島には

海上自衛隊、航空自衛隊が常駐している。

 

そのため、

内地の基地からは定期的に輸送機が飛んでいる。

片道2時間以上かかる。

 

小笠原島民の場合、

父島からヘリで硫黄島に渡る場合もある。

 

いずれにせよ、前述の通り、

一般観光などでは行くことはできない。

 

 

 

 

 

 

 

参考:軍艦防波堤

 

 

北九州市若松区軍艦防波堤(’22年再訪)

 

福島県いわき市小名浜港沈船防波堤(’22/11月訪問)

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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