アサヒエビネ開花確認(’24/8月上旬)
目次
概要
’23/8月上旬、
アサヒエビネ(ラン科・固有種)の開花を確認。
昨年も同じ時期に確認している
観光利用できるルートで見られのは
複数ルートある。
2024年シーズン、はじめに開花を見たのは、
旭山ルートの植栽株であった。
この植栽株は
入口からすぐのところにある。
気軽に見に行くことができる。
ここは、はじめに、
小笠原野生生物研究会が複数株を植栽したもの。
それから、もう10年以上は確実に経つ。
その後、毎年、花がしっかり見られる場所だ。
花は総状花序の下から順に咲くので、
1つの株で、わりと長めに花が見られる。
さらに、
花期のタイミングは株によってやや違う。
そのこともあり、1か月以上は花が見られる。
アサヒエビネ(ラン科・固有種)は
種の保存法指定植物。
自生株もあれば、植栽株もある。
見た目では違いは分からない。
list_ESPA20210401.pdf (vill.ogasawara.tokyo.jp)
開花の様子
旭山ルートの植栽地
道沿いですぐわかる
樹名板もある
早めの開花個体
まだ花序の下の方だけ開花
淡黄色の花、唇弁が下向き(あるいは横向き)
萼片3、花弁3(唇弁1,花弁2)
いずれもやや反り返るのが普通
唇弁1はT字(十字)型、側花弁2、背萼片1、側萼片2
萼片のほうが花弁より大きめ
唇弁に対角の向かいあう大きい形のものが背萼片
背萼片に近い、細い斜め上向きの1対が側花弁
唇弁に近い横向きの広い1対が側萼片
花冠の中央にある白っぽい部分が蕊柱(ずいちゅう)
花粉塊は8
*蕊柱:おしべ・めしべが融合したもの
見るには
一番手軽に見られるのは
旭山ルートか、大神山公園(ノヤシ橋付近)。
この2つは自由に見にいくことができる。
ツアーでは、
森歩き、千尋岩でご紹介できる。
時期は8月から9月にかけて。
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