小笠原マルベリー

オキナワテイカカズラの花


 

オキナワテイカカズラの花

 

概要

 

4月末、

オキナワテイカカズラ(キョウチクトウ科・広域分布種)の花が咲き始めました。

 

本種はつる性なので、樹木にからみついていることが多いです。

写真を取った場所では、崖地に広がっていました。

 

本種は、かつて固有種とされていた時期もありました。

のちに、テイカカズラと同種という見解になりました。

さらに、現在はオキナワテイカカズラと同じということになっています。

 

 

和名

 

ちなみに和名は「沖縄定家葛」です。

テイカとは藤原定家にちなんでいます。

百人一首で、定家の作品は、

「来ぬ人を まつほの浦の  夕なぎに 焼くや藻塩の  身もこがれつつ」

(こぬひとを まつほのうらの  ゆうなぎに やくやもしおの みもこがれつつ)

そして、

テイカカズラとなって墓にまでからみついてしまったのですね。

 

 

 

花と葉

 

花冠は乳白色5裂で、

裂片は少しねじれ、プロペラのような形になっています。

 

おしべ・めしべはほとんど見えませんが、

筒部の中でおしべ5、めしべ1です。

 

葉はツヤツヤしていて、濃いめの緑です。

 

 

 

見るには?

 

山地の方の道路沿いや明るい林縁などで、他の樹木にからみつつ生えています。

花期以外は見つけにくいかもしれません。

おもに森歩きのツアーでご紹介します。

 

森歩き

 

 

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    この記事を書いた人

    吉井 信秋

    大阪市旭区生まれ。 茨城県立水戸一高で硬式野球部所属。 北海道大学農学部林産学科(現・森林科学科)卒業。 某企業に就職、栃木県鹿沼市の研究所に配属される。 数年後、異動により東京勤務。さらに数年後、依願退職。 その後、小笠原・父島に移住。 島でいくつかの仕事を経験後、2000年独立開業。 小笠原で山歩き、森歩き、戦跡などの陸域専門ガイドを勤める。

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